正岡 子規(まさおか し)は、日本の俳人、歌人、国語学研究家である。 俳句、短歌、新体詩、小説、評論、随筆など創作活動を行い、近代文学に多大な影響を及ぼした
正岡 子規(まさおか しき、1867年10月14日〈慶応3年9月17日〉 - 1902年〈明治35年〉9月19日)は、日本の俳人、歌人、国語学研究家である。
俳句、短歌、新体詩、小説、評論、随筆など多方面に亘り創作活動を行い、日本の近代文学に多大な影響を及ぼした、明治時代を代表する文学者
の一人であった。約7年間は結核を患って死を迎えた
本文内容見本
歌よみに与ふる書 正岡子規
仰《おおせ》のごとく近来和歌は一向に振《ふる》い不申《もうさず》候。正直に申し候えば『万葉』以来、実朝《さねとも》以来、一向に振い不申候。実朝という人は三十にも足らでいざこれからというところにてあえなき最期を遂げられまことに残念致し候。あの人をして今十年も活《い》かしておいたならどんなに名歌を沢山《たくさん》残したかも知れ不申候。とにかくに第一流の歌人と存《ぞんじ》候。あながち人丸《ひとまろ》、赤人《あかひと》の余唾《よだ》を舐《ねぶ》るでもなく、もとより貫之《つらゆき》、定家《ていか》の糟粕《そうはく》をしゃぶるでもなく自己の本領 屹然《きつぜん》として山岳と高きを争い日月と光を競うところ実に畏《おそ》るべく尊むべく覚えず膝《ひざ》を屈するの思い有之《これあり》候。古来 凡庸《ぼんよう》の人と評し来《きた》りしは必ず誤《あやまり》なるべく、北条《ほうじょう》氏を憚《はばか》りて韜晦《とうかい》せし人かさらずば大器晩成の人なりしかと覚え候。人の上に立つ人にて文学技芸に達したらん者は人間としては下等の地に居るが通例なれども、実朝は全く例外の人に相違 無之《これなく》候。何ゆえと申すに、実朝の歌はただ器用というのではなく力量あり見識あり威勢《いせい》あり、時流に染まず世間に媚《こ》びざるところ例の物数奇《ものずき》連中や死に歌よみの公卿《くげ》達ととても同日には論じがたく、人間として立派な見識のある人間ならでは実朝の歌のごとき力ある歌は詠みいでられまじく候。真淵《まぶち》は力を極めて実朝をほめた人なれども真淵のほめ方はまだ足らぬように存《ぞんじ》候。真淵は実朝の歌の妙味の半面を知りて他の半面を知らざりしゆえに可有之《これあるべく》候。
真淵は歌につきては近世の達見家にて『万葉』崇拝のところなど当時にありて実にえらいものに有之《これあり》候えども、生《せい》らの眼より見ればなお『万葉』をも褒め足らぬ心地致候。真淵が『万葉』にも善《よ》き調《しらべ》あり悪《あし》き調ありということをいたく気にして繰り返し申し候は世人が『万葉』中の佶屈《きっくつ》なる歌を取りて「これだから万葉はだめだ」などと攻撃するを恐れたるかと相《あい》見え申《もうし》候。
代表作品
曙覧の歌
歌よみに与ふる書随筆
くだもの
熊手と提灯
恋
権助の恋
旅の旅の旅
徒歩旅行を読む
俳人蕪村
病牀苦語
ベースボール
名作速読朗読文庫は、聞いても読んでも楽しめる日本の名作集です
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名作速読朗読文庫vol.460正岡 子規全集読上機能付きProfessional版
vol 件数 選択 作家名 タイトル カテゴリー 文字数 文字量
460 1 日本文学 正岡 子規 曙覧の歌 小説 14832 大
460 2 日本文学 正岡 子規 犬 小説 1457 小
460 3 日本文学 正岡 子規 歌よみに与ふる書随筆 20586 大
460 4 日本文学 正岡 子規 画 小説 2117 小
460 5 日本文学 正岡 子規 句合の月 小説 3361 中
460 6 日本文学 正岡 子規 九月十四日の朝 小説 1593 小
460 7 日本文学 正岡 子規 くだもの 小説 8633 大
460 8 日本文学 正岡 子規 熊手と提灯 小説 3629 中
460 9 日本文学 正岡 子規 恋 小説 1964 小
460 10 日本文学 正岡 子規 権助の恋 小説 838 小
460 11 日本文学 正岡 子規 酒 小説 409 小
460 12 日本文学 正岡 子規 死後 小説 6755 大
460 13 日本文学 正岡 子規 車上の春光 小説 3665 中
460 14 日本文学 正岡 子規 旅の旅の旅 小説 5527 中
460 15 日本文学 正岡 子規 徒歩旅行を読む 随筆 1929 小
460 16 日本文学 正岡 子規 俳人蕪村 随筆 30856 大
460 17 日本文学 正岡 子規 墓 随筆 6242 大
460 18 日本文学 正岡 子規 初夢 随筆 5117 中
460 19 日本文学 正岡 子規 煩悶 随筆 1929 小
460 20 日本文学 正岡 子規 病牀苦語 随筆 11635 大
460 21 日本文学 正岡 子規 ベースボール 随筆 6431 大
460 22 日本文学 正岡 子規 飯待つ間 随筆 1801 小
460 23 日本文学 正岡 子規 病 随筆 4245 中
460 24 日本文学 正岡 子規 夢 随筆 152 小
460 25 日本文学 正岡 子規 ランプの影 随筆 2532 小
合計冊数 25 合計文字数 148235
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